(総則)

第1条　この規則は、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例(令和5年秩父広域市町村圏組合条例第6号。以下「改正条例」という。)附則第3条から第6条までに規定する者(次条第2項及び第4条において「定年退職者等」という。)の暫定再任用(改正条例附則第3条第1項若しくは第2項、第4条第1項若しくは第2項、第5条第1項若しくは第2項又は第6条第1項若しくは第2項の規定により採用することをいう。以下同じ。)に関し必要な事項を定めるものとする。

第2条　暫定再任用を行うに当たっては、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第13条に定める平等取扱いの原則及び法第15条に定める任用の根本基準の規定に違反してはならない。

(暫定再任用をされることを希望する者に明示する事項)

第3条　任命権者は、暫定再任用を行うに当たっては、あらかじめ、暫定再任用をされることを希望する者に、次に掲げる事項を明示するものとする。

(暫定再任用の選考に用いる情報)

第4条　地方公務員法の一部を改正する法律(令和3年法律第63号)附則第4条から第7条までに規定する規則で定める情報は、定年退職者等についての次に掲げる情報とする。

(暫定再任用職員の職務の級)

第5条　暫定再任用職員(改正条例附則第3条第1項若しくは第2項、第4条第1項若しくは第2項、第5条第1項若しくは第2項又は第6条第1項若しくは第2項の規定により採用された職員をいう。以下同じ。)の職務の級は、退職時の職務の級にかかわらず、秩父広域市町村圏組合初任給、昇格、昇給等の基準に関する規則(平成17年秩父広域市町村圏組合規則第6号)第3条に規定する級別職務分類表の職務の内容に応じ、暫定再任用職員ごとに管理者が決定するものとする。

(身分及び職名)

第6条　暫定再任用職員の身分は職員、現業員及び消防吏員とし、職名は参与とする。

(任命書の交付)

第7条　任命権者は、次の各号のいずれかに該当する場合には、職員に任命書を交付しなければならない。ただし、第3号に該当する場合のうち、任命書の交付によらないことを適当と認めるときは、任命書に代わる文書の交付その他適当な方法をもって任命書の交付に代えることができる。

(報告)

第8条　任命権者は、暫定再任用の状況に関し、管理者に定期的に報告しなければならない。