浄化槽は微生物の働きを利用し、汚水をきれいな水に浄化しています。
そのため、間違った使い方をしたり、維持管理を怠ったりすると、配管の詰まりや嫌な臭いの発生、本体等の故障といった様々な問題につながってしまいます。
機能を十分に発揮させ、生活環境を守るためには、浄化槽の正しい使い方や維持管理を理解することが大切です。
浄化槽の正しい使い方
台所
- 生ごみや食べ残しはできるだけ流さないようにしましょう。
- 油は紙等でふき取りましょう。
- 洗剤の量は適量にしましょう。
トイレ
- 紙おむつや衛生用品などトイレットペーパー以外のものは流さないようにしましょう。
- 便器の掃除は中性洗剤を使用してください。
お風呂
- かび取り剤の使用はできるだけ控えましょう。また、使用する際は、量を少なくして多量の水で洗い流しましょう。
- 髪の毛を流さないようにしましょう。
洗濯機
- 洗剤や漂白剤は各洗剤メーカーの指示量を使いましょう
- リンを含む洗剤はできる限り使用を控えましょう。
浄化槽の維持管理
浄化槽の管理者は、浄化槽法により「保守点検」「清掃」「法定検査」の3つを行うことが義務付けられています。
- 保守点検・・・定期的に浄化槽の装置が正しく働いているか点検し、装置や機械の調整・修理を行います。また、浄化槽から放流される処理水を消毒する薬剤の補充を行います。
- 清掃・・・浄化槽内に溜まったスカムや汚泥を引き抜き、附属装置等を洗浄する作業になります。
業務の依頼は、こちらのページをご確認ください。 - 法定検査・・・検査員が浄化槽が適正に維持管理され、浄化機能が十分に発揮されているかを確認します。また、処理水を採取して水質を分析し、その結果が通知されます。
検査は、「指定検査機関」に申し込むことになります。
※秩父郡市内は「一般社団法人 埼玉県浄化槽協会」が指定検査機関となります。
参考:埼玉県ホームページ
お問い合わせ | し尿政策課 Tel:0494-21-0970 |
---|