秩父広域市町村圏組合水道局発注の水道工事において、設計単価に誤りがあったことが判明しました。
契約相手方及び応札者に謝罪及び事情の説明をし、契約を解除しました。
関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、組合の信用を失墜させることのないよう再発防止に努めます。
○工事名
県道秩父児玉線配水管布設替工事(皆野管内・1工区)
○開札日・契約日・契約解除日
開札日 令和5年9月12日(火曜日)
契約日 令和5年9月25日(月曜日)
契約解除合意日 令和5年10月17日(火曜日)
○経緯
本工事の契約締結後に当該契約の設計内容について問い合わせがあり、設計図書を精査したところ、単価の計算方法に誤りがあることが判明しました。
この誤りにより予定価格及び最低制限価格が過大になってしまっており、適正な価格により入札を実施していた場合、落札候補者が変更になることを確認しました。
このことから本工事について契約解除を行いました。
○原因
本工事で使用する仮設レンタル管の撤去において、単価の計算方法が誤っていたものです。
これにより仮設レンタル管の撤去金額が過大となり、予定価格及び最低制限価格においても過大になっていました。
○対応について
(1)入札に参加された関係者の皆様に、謝罪と事情の説明を行いました。
(2)契約した相手方に謝罪と事情の説明を行い、契約解除について合意しました。
(3)当該工事については、設計内容を見直して、改めて入札を行います。
(4)契約を合意解除した相手方においては、損害賠償も含め真摯に対応します。
○再発防止策
今回の積算誤りの原因を水道局全体で共有するとともに、チェック体制のさらなる強化を行い、積算誤り防止を徹底します。